エルゴとは、ギリシャ語のErgonomicsからとった名称で、人間工学の意味です。Ergoは仕事をNomosは法則の意味で、仕事の法則を究明し、人に優しい仕事や生活環境を作る科学、技術を意味します。「人に優しい環境」とは、人体の構造、機能および心理の特性に適合する環境を意味しています。このように人間工学の原理は、「人を環境に合わせる」のではなく、「環境を人に合せる」ことです。人間工学は、この超高齢社会の21世紀を豊かに生きていくための最適な科学・技術です。
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エルゴとは、ギリシャ語のErgonomicsからとった名称で、人間工学の意味です。Ergoは仕事をNomosは法則の意味で、仕事の法則を究明し、人に優しい仕事や生活環境を作る科学、技術を意味します。「人に優しい環境」とは、人体の構造、機能および心理の特性に適合する環境を意味しています。このように人間工学の原理は、「人を環境に合わせる」のではなく、「環境を人に合せる」ことです。人間工学は、この超高齢社会の21世紀を豊かに生きていくための最適な科学・技術です。
研究所設立の背景には、1975年からのダイエーなどのスーパーのチェッカーの頸腕健診があります。食品売場では、1日7~8時間のレジ作業で、チェッカーの3割が中等度~頸腕障害に罹患し、その治療のため1978年に職業病外来・友和クリニックを開設しました。
職業病予防には、働く環境を整える人間工学対策が不可欠で、腱鞘炎予防のDr.Gripボールペンや腰痛予防ベルトの開発を契機に、2001年に有限会社ウド・エルゴ研究所を設立しました。
現在、わが国は超高齢化社会を迎え、生涯元気に働きつづける社会が到来しています。若い人と一緒にいつまでも働き続けることは、健康と生きがいを生み出します。仕事と余暇が混然一体となった楽しい働きかたが求められます。
人間工学は、こうした元気な職場や生活をデザインするArtとScienceです。人間工学は、職場や生活の負担や不具合を解消して、快適な生活に変える生活革命を引き起こします。
当研究所は、地域の企業と連携して、仕事や生活に内在する不具合を解決するために人間工学対策を提案し、実現しています。その一環として2014年から、商品開発に必要な人間工学の専門知識の習得と共同開発を行う「ワークデザイン・プロセミナー」を開催しています。